1. プログラムの概要
MAB/SDGs副専攻プログラムとは、UNESCOの「人間と生物圏(MAB)計画」を活用して、国内外で持続可能な開発目標(SDGs)に即して活躍できる優秀な人材を育成することを目的としたプログラムです。21世紀を担う学生の皆さんにとって、人々と地球との相互作用を意識し、生物圏内で持続可能な社会をつくりあげるための知的出発点になることが期待されています。
2. 対象学生
本学の正規学部生を対象とします。
3. コース内容と修了要件
持続可能な社会とは何かを意識した上で、専門科目やフィールドワーク、演習等を行い、より実践性の高い知の修得を目指します。指定された選択必修科目を2単位以上、「MAB/SDGsグローバル化演習I」、「MAB/SDGsグローバル化演習II」を1単位以上履修して新興国等での海外経験を行うこと、環境保全/環境調和型都市/SDGs基盤科目から4単位以上、これらの科目で合計8単位を揃えることを要件として修了書が授与されます。
表1. 修了要件
授業カテゴリー | 単位数(カテゴリー別) | 単位数(合計) |
---|---|---|
選択必修科目* | 2単位以上 | 合計8単位以上 |
「MAB/SDGsグローバル化演習I」「MAB/SDGsグローバル化演習II」または相当する海外研修科目※2 | 1単位以上 | |
環境保全/環境調和型都市/SDGs基盤科目 | 4単位以上 |
※2 「海外研修」について、学内の相当する授業の履修や、交換留学などの本学以外で修得した単位、単位の出ない研修についても、一定の審査を経て認められれば副専攻単位として扱います(ただし、単位の出ない研修については、MAB/SDGs副専攻プログラムの修了要件として1単位とみなしますが、本学の科目としての単位認定はありません)。
詳細は MAB/SDGs副専攻プログラム 履修案内 をご覧下さい。
履修方法
特別な手続きは必要ありません。受講を希望する科目について、春学期と秋学期の履修登録期間中に他の科目と同様にウェブサイト(学務情報システム)から履修登録をしてください。科目の詳細については MAB/SDGs副専攻プログラム 履修案内 で確認して下さい。
表2. 2022年度開講科目一覧
授業カテゴリ | 科目名 |
---|---|
選択必修科目 | ESD(持続可能な開発のための教育)入門 |
MAB計画とSDGs | |
「MAB/SDGsグローバル化演習I」、「MAB/SDGsグローバル化演習II」または相当する海外研修 | MAB/SDGsグローバル化演習I |
MAB/SDGsグローバル化演習II | |
環境保全 / 環境調和型都市 / SDGs基盤科目 | 地誌学概論 |
人文地理学 | |
教育人間学 | |
里山でつなぐESD考 | |
生物学概説II | |
生物学概説III | |
化学概説III | |
くらしの化学 | |
日常の中の物理 | |
構成工芸実技I | |
学校保健・小児保健(精神保健を含む。) | |
電気基礎 | |
地学概説II | |
地学概説III | |
木材材料学 | |
おいしさの科学 | |
国際環境経済論 | |
中級国際環境経済 | |
地域連携と都市再生B | |
途上国経済 | |
中級途上国経済 | |
比較農業政策 | |
中級比較農業政策 | |
企業環境マネジメント論 | |
地域環境マネジメント論 | |
International Business | |
マクロ会計論 | |
ビジネスゲーム | |
情報システムとイノベーション | |
ビジネス・エコノミクス | |
材料力学II | |
流体力学I | |
機械工学と社会のかかわり合い | |
電磁物性 | |
材料学入門 | |
海洋工学と社会 | |
海洋開発概論 | |
航空宇宙工学概論 | |
宇宙地球化学 | |
触媒化学基礎論 | |
物質工学と社会 | |
エネルギーマネジメント論 | |
分離工学 | |
安全・環境工学 | |
植物科学I | |
数理科学概論 | |
物理科学と先端技術 | |
物理キャリアアップ | |
エネルギーと環境 | |
電気エネルギーシステム工学 | |
電子情報システム概論 | |
情報工学概論 | |
マルチメディア情報処理 | |
データサイエンス | |
機械学習 | |
情報・物理セキュリティ | |
国際開発学講義 | |
都市哲学講義 | |
都市文化マネジメント講義 | |
文化人類学講義 | |
映像社会論講義 | |
開発人類学講義 | |
空間文化論講義 | |
現代芸術論講義 | |
現代ポピュラー文化論講義 | |
国際政治学講義 | |
都市文芸文化論講義 | |
東アジア近現代史講義 | |
東アジア都市社会論講義 | |
格差社会と社会的包摂講義 | |
都市政策論講義 | |
社会運動論講義 | |
西洋建築史I | |
西洋建築史II | |
近代建築史A | |
日本建築史I | |
日本建築史II | |
近代建築史B | |
都市環境設備計画I | |
都市環境設備計画II | |
都市基盤安全学入門I | |
都市基盤安全学入門II | |
国土学とグローバル社会I | |
国土学とグローバル社会II | |
生態リスク学入門 | |
生態リスクマネジメント事例研究 | |
環境をめぐる諸問題II | |
環境汚染の科学I | |
環境汚染の科学II | |
社会環境リスク共生概論A(都市環境) | |
環境リスクとつきあうI | |
地球誕生のしくみ | |
地球科学 | |
高齢社会とリスクA | |
高齢社会とリスクB | |
個体群生態学・進化生態学概論I | |
個体群生態学・進化生態学概論II | |
生態系と物質循環I | |
生態系と物質循環II | |
生物群集とリスクI | |
生物群集とリスクII | |
都市生態学 | |
里地と山地の生態学I | |
里地と山地の生態学II | |
保全生態学 | |
生態系計画学 | |
生態系設計学 | |
都市・地球経済学I | |
都市・地球経済学II | |
環境法I | |
環境法II |
海外研修科目の履修に関する注意事項
海外研修の認定を希望する場合は以下の点に注意してください。
- 海外渡航をする際には、所属学部の教務担当委員または指導教員と日程や内容について充分に相談した上で、「海外渡航届」を所属の教務担当係に提出してください。
- 必ず事前に国際戦略推進機構が開講する「海外渡航危機管理研修」またはそれに準ずる内容を履修して、海外での安全に関する十分な知識を身に付けた上で、プログラム担当者(または教務担当委員)・引率者の指示に従い、参加してください。
※「海外渡航危機管理研修」の開講時期等の詳細は、各学期当初に別途本学ウェブサイトで案内します。 - 海外渡航は、卒業修得単位数や卒業論文作成、中間試験・期末試験、就職活動との兼ね合い等、問題ないことを充分に検討してください。
- 交換留学や「トビタテ留学JAPAN」については、グローバル推進課留学交流係で様々な相談を受け付けます。また、海外留学のための各種資料もありますので利用して下さい。
- MAB/SDGs副専攻プログラムは学生の海外体験について責任を負うものではありません。