私たちは、集水域管理、気候変動の緩和と適応、獣害問題を含む有機農業のブランド化、災害リスクの軽減、環境リスク管理など、人と生物圏の調和のための統合された地域ベースの管理の開発に貢献します。また、政府間海洋科学委員会(IOC)、政府間水文学計画(IHP)、世界遺産センターなどにも貢献できます。
特に都市居住者のために、生物圏保護区(BR)で使用する持続可能な開発のための教育(ESD)の開発に貢献します(BRの生態系サービスの恩恵を受ける「ユネスコエコパークを活用したESD教師向けガイドブック」の改訂と翻訳を行います)。
持続可能な開発目標(SDGs)に関して、地域社会への研究と教育の貢献を促進します:目標4(質の高い教育)、6(安全な水)、11(持続可能な都市)、13(気候変動)、14(海の豊かさ)、15(陸の豊かさ)、17(パートナーシップ)および他のSDGsの目標にも貢献します。まず第一に、若い科学者、研究者、学者、学生に利益をもたらす研究、教育、訓練、交流、出版を行います。
私たちは、新興国・開発途上国のパートナー大学との合同講義を実施し、都市市民の環境への再構築に総合的に取り組む人材育成を図ります。プログラムでは、当大学および提携大学の教員と選ばれた学生との話し合いを通じて、自然環境の保全の観点から持続可能な社会の長期的な視点について考えます。日本/アジアの若い世代が、世界とSDGsのより広いビジョン、より大きな尊敬と連帯の感覚を持つことを育みます。
具体的には、ユネスコチェアは、(1)都市居住者のためのMABプログラムの利用に関する共同研究を促進し、(2)講義ビデオを含む教材を提供し、「MAB / SDGのための副専攻教育プログラム」を開設・運営し、(3)「国際PBL」を実践するパイロット教育プログラムとしてのYNUでのMAB / SDG研修コース」、および(4)パートナー大学およびJBRN、他のBR内の学習サイトのネットワークを構築します。ユネスコチェアは、横浜国立大学で開催される国際短期研修コースを提供します。
「ユネスコエコパークを活用したESD教師向けガイドブック」より