大学院先進実践学環修士課程1年の中村心寧さんが、文部科学省と国連UNESCO本部(パリ)が共同新設した「ユネスコ研修プログラム」の第2期生に選ばれました。中村さんは今月末から1年間、ユネスコのパリ本部で「人間と生物圏(MAB)計画」に関する研修を行う予定です。
国内におけるUNESCO活動に対する理解促進、国際機関職員をはじめとしたグローバルに活躍できる人材の育成、UNESCO活動を活用した地域活性化等に貢献することを目指して、日本の優秀な学生にUNESCO本部および世界各地のUNESCO地域事務局での長期研修(原則6~12カ月)の機会を提供するプログラムです。
国内において UNESCO Chair を設置する大学を対象に募集を行っており、横浜国立大学では UNESCO Chair on Education in Biosphere Reserves for Sustainable Societies (EBRoSS:生物圏保存地域を活用した持続可能な社会のための教育)に取り組んでいます。
渡航前の10月23日に、中村さんは田名部元成副学長らを表敬訪問しました。表敬訪問には岡田哲男先進実践学環長、松田裕之学長特任補佐、指導教員の倉田薫子教授も同席し、渡航の抱負等を説明しました。
「ユネスコ研修プログラム」は、ユネスコと文部科学省(日本ユネスコ国内委員会)が、日本の若者にユネスコ事務局(地域事務所を含む)での長期研修(原則6カ月以上、最長12カ月)の機会を提供することによって、ユネスコ活動に対する理解促進、国際機関職員をはじめとしたグローバルに活躍できる人材の育成、ユネスコ活動を活用した地域活性化等に貢献することを目指して、令和6年度より開始しました。