生物文化多様性セミナーがユネスコチェア主催で2024年9月6日10:00-11:45に対面およびon-lineのハイブリッドで、環境情報4号棟宮脇記念ルームで行われました。はじめに梅原出学長が英語で開会の辞を述べ、その中でMiguel Clüsener-Godt博士の再来日を歓迎しました。
続いて松田裕之ユネスコチェア代表が、生物文化多様性のパイロットサイトとしての「ときわの森」と題する30分講演を行い、横浜国立大学の自然共生キャンパスとしての「ときわの森」の歴史と現在に至る複数の教員および学生の活動などを紹介しました。
続いてMiguel Clüsener-Godt博士が「昆明Montreal生物多様性枠組の実施におけるユネスコ生物圏保存地域の役割」と題する1時間講演を行いました。Miguel Clüsener-Godt博士は長年にわたるユネスコでの仕事の後、1年半前まで本学の教授を勤め、本学の名誉博士号を授与されています。現在はポルトガルのコインブラ大学の教授をされています。
その後、質疑応答に入り、筑波大学などの外部の研究者からの質問も出て、on-lineで参加している学生からも質問もあり、有意義な討論が行われました。最後に、田名部元成副学長(国際担当)が英語で閉会の辞を述べ、和やかな雰囲気でセミナーが終了しました。